日時:2017年1月22日
場所:上海日本領事館
開催イベント:千匠東方美学春の宴
先日、千匠文化主催によるイベント「千匠東方美学春の宴」が、在上海日本総領事館にて開催されました。
千匠文化は日本の芸術や伝統を中国に伝えることを旨としたイベントを多数行っています。今回の舞台は在上海日本総領事館、その舞台に違わない大規模なイベントとなりました。
参加者限定イベントであったにも関わらず、当日は100名以上の来場者にお越し頂き、想像を超える大盛況となりました。
日本からも、7名の芸術家の方にお越しいただきました。日本を代表する芸術である茶道からは、表千家講師の松本先生がお茶を提供し、礼儀作法について説明を行っていました。かつては日本の政治をも左右した茶道、わずかな時間ではありましたが、その本質に触れることができる良い機会でした。
初夏の師村妙石先生からは「禅&お茶」の作品を提供頂きました。
千匠文化は、このイベントに全面的に協力させて頂きました。千匠文化では、来賓として日本より田村豪勇氏をお招きし、中国のアーティストの方々と交流頂きました。
中国を代表する芸術と言えば、書道や水墨画が思い出されますが、中国芸術はもっと幅広く、そして奥深いです。当日は中国側から招かれた琴、香道、茶道、絵画、服飾等の専門家たちも、それぞれに講釈を行っていました。日本側の参加者たちは、中国四千年の歴史が凝縮された芸術作品に驚きの声を上げていました。
当日はメディア、美術館関係者、文化交流機関等多くの日本文化に興味を持つ方が訪れ、中国での日本文化への関心の高さを肌で感じることができました。同じ文化、同じ哲学をルーツに持ち、漢字を用いる両国の絆は、これからも末永く続いていくでしょう。千匠文化は、これからも日中友好のために尽力して参ります。
h